2025/10/28 16:25

MAYさんのインタビュー後半。軽やかな哲学を持つMAYさん流のクリスタルとの向き合い方とは?
クリスタルは飾るではなく置く 意味や効能ではなく、“好き”の延長にあるもの。
MAYさんには、兄弟がいて、子どもの頃は“自分の部屋”を持てなかったという。唯一、自分の好きなようにできたのは、自分の机の上。
「机の上だけは、誰にも触られない“わたしの世界”だったんです。
だから今も、デスクの上には自分の“好き”を並べていたい。
卓上での自己表現は、昔から得意なんですよ(笑)」
彼女はこの日、普段デスクに置いているクリスタルやお気に入りのアイテムを持ってきてくれた。
「ただ、可愛いから置いてるだけです。」
化粧品やアクセサリーのように、見るだけで気分が上がる存在。
「“使う”とか“効能”とか、あんまり考えないほうがいい。
意味は自分だけがわかっていれば、それでいいんです。」
クリスタルを“信じる”のではなく、“楽しむ”。その軽やかさが、彼女らしさを物語っていた。
正解を求めない強さ「他人の答え」ではなく、「自分の感覚」で選ぶ。
クリスタルを選ぶとき、MAYさんは意味を調べない。
「正解を探すのが違うと思ってて。
他人からもらう答えじゃなくて、自分で出したいんです。
だから選んだらすぐ意味を忘れる(笑)。」
クリスタルを“導き”ではなく、対話として扱う。その距離感が、彼女の心地よさをつくっている。

倫理という名のセルフラブ 自分に優しくすることは、他人を尊重すること。
取材の最後に、セルフラブカードをランダムに1枚引いてもらった。MAYさんが引いたのは、「#09」。
「あなたは今、善悪や社会的規範、モラルや正義という概念のない、
誰にもジャッジされない安全な空間にいます。
この瞬間に、ただわきあがる素直な感情や欲望はどんなもの?」
「倫理って大事だなと思うんです」と言った。
「もっと倫理を大事にしてほしい。人のアイデアや努力に、お金と時間を払うということに、誠実であってほしいんです。個人でも企業でも、そこが欠けている気がする。」
MAYさんにとってセルフラブとは、自分を甘やかすことではなく、他者の努力や時間に誠実であること。
社会の中で正しく立つこと——その姿勢こそが、彼女の“我慢しない生き方”を支えている。

最後に—生活の中で、どうクリスタルを取り入れる?
「とにかく、置ける場所があるならそこに置けばいい」と即答したMAYさん。
「もし置く場所がないなら、 CRYSTAL PHARMACYから素敵なジュエリーも出てますよ。それを買って、自分で身につければいいんです。」
潔くて現実的。その言葉には、彼女の思想がすべて詰まっている。
意味づけすぎないこと、無理をしないこと、自分の好きな形で楽しむこと。
それがきっと、MAYさんの言う我慢しない生き方であり、CRYSTAL PHARMACYの描くセルフラブカルチャーの在り方なのだと思う。
MAY
1990年、東京生まれ東京育ち。大学でメディアとデザインについて学び、デザイナーに。コミュニケーションデザインの重要性に気づき、現在はマーケティングリサーチの道へ。双子の男の子を育てながら、SNSでジャンルに捉われないライフスタイル全般の発信を行う。
credit
featuring:MAY
photo: Ruka Kashiwagi
interview / text: Rina Park
Presented by: CRYSTAL PHARMACY

